CAREER MODEL 04

PROFILE

権藤 茜AKANE GONDO

地域活動推進部 組織運営推進
文学部人文社会学科卒業/2012年入所

MY CAREER

2012年 
入所1年目
協同購入センター甲南 地域担当 配属
2015年 
入所4年目
フェアプライス研修
シンガポールの生協で約8ヶ月の研修。
2016年 
入所5年目
組織管理部(現人事部)
人事・労政 採用担当
主に新卒採用を担当。
2020年9月 
入所9年目
地域活動推進部 組織運営推進【現職】
組合員活動や機関運営などを担当。

学生時代・コープこうべを志望した理由。

 学生時代は長期間の休みがあれば海外旅行に。特に印象に残っているのは、汗まみれの満員電車に揺られながら、2週間かけて中国を横断したことです。パワフルな現地の方々とのふれあいを通して、世界の広さや面白さに気づくきっかけになりました。海外旅行などでさまざまな価値観にふれる経験をしたことで、就活では「人の心を豊かにできる」仕事を志望するように。コープこうべが目指すビジョン、地域での幅広い役割が、私の思いとリンクしました。

権藤 茜 地域活動推進部 組織運営推進 文学部人文社会学科卒業/2012年入所

2012年/入所協同購入センター甲南
地域担当

ターニングポイント①

キャンペーンを成功に導けたのは、
「仕事は楽しく」のスタンス。

 入所3年目に、初めて年末商戦キャンペーンの推進リーダーを任されました。推進リーダーは目標達成に向け、ベテランを含めた所属の地域担当約40人をまとめなければなりません。周りを巻き込みながらチームのモチベーションを高めていく方法がわからず、当初はどう進めればよいのか五里霧中でした。それでも入所以来、地域担当として心掛けてきた「仕事は楽しく」をモットーに、ゲーム形式で成果をわかりやすくしたり、職場の装飾でムードを盛り上げたりと、いろんなチャレンジをすることで、次第に先輩職員からアドバイスがもらえるように。
 楽しく仕事をするための試行錯誤の中で、職員とのコミュニケーションやチームマネジメントのノウハウが少しずつ身につき、最終的には部署一丸となってキャンペーンを成功で終えることができました。大変だと思う仕事こそ、楽しく、前向きに取り組むスタンスは、今も大切にしています。

権藤 茜 地域活動推進部 組織運営推進 文学部人文社会学科卒業/2012年入所

2015年/入所4年目フェアプライス研修

ターニングポイント②

現地での恥ずかしい経験が
自分の将来を考えるきっかけに。

 就活時から気になっていたのが、シンガポールの生協「フェアプライス」での研修です。声を掛けてもらったのは地域担当3年目。コープこうべでの自分の将来ビジョンが少しぼんやりとしていた時期でもあったため、思い切って環境を変えてみようと決心し、研修に参加しました。
 実は参加当初、恥ずかしい思いをしました。現地の職員から「お店の数は?」「日本ではどうやっている?」といった質問を受けても、私は地域担当時代に担当していた約400人の組合員のことしか知らず、コープこうべ全体や日本の生協全体のことになると、すぐに答えられなかったのです。そのため、研修期間中はコープこうべや生協そのものについてあらためて勉強し、それをわかりやすく人に伝えることにも力を入れました。自分がどんな環境にいるのか、そして、どんなことができるのか——。シンガポールでの研修は、私がコープこうべで目指す場所や役割を考える機会になりました。

権藤 茜 地域活動推進部 組織運営推進 文学部人文社会学科卒業/2012年入所

2016年/入所5年目組織管理部(現人事部)
人事・労政 採用担当

ターニングポイント③

思いを持って仕事に取り組めば、
必ず誰かがサポートしてくれる。

 帰国後に待っていた私の役割は人事での新卒採用でした。学生にコープこうべのことを話す機会が多く、シンガポールでの経験も活かせましたが、当初は慣れない採用活動の仕事に試行錯誤の日々…。それでも部署のメンバーはもちろん、他部署の職員も「将来のコープこうべのために」と力強くサポートしてくれたおかげで、学生が入所するまでのプロセスを何度も見届けることができました。そこで気づかされたのは、思いの大切さ。「やりたい」「やってみたい」という気持ちが周りを動かし、物事を進める力になることです。逆に思いがないままでは、先輩方から厳しく突っ込まれてしまったことも…。
 今の仕事を通して何をどうしたいのか、しっかり意識を持って仕事に取り組むようになりました。また、人材という観点から未来を見据えて組織全体を考える機会も増え、仕事に取り組む視座を高めることにもつながったように思います。

当時の所属/組織管理部 人事・労政 (現:人事部 企画・労政) 西條 慶子

当時の先輩から

当時の所属/組織管理部 人事・労政 (現:人事部 企画・労政) 西條 慶子

 困難な課題に直面したときでも前に進めることだけを考え、まずやってみるという姿勢に私も刺激を受けました。就活生一人ひとりの思いや不安に寄り添いつつ、コープこうべで働くことの楽しさ、喜び、達成感をありありと伝えていた姿が今でも目に浮かびます。「権藤さんに憧れコープこうべに入りました!」という職員は多数。これからも仕事に対する熱い想いと好奇心、周囲への優しさをさらに磨き、後輩たちの目標の人であり続けてください!

これまで、そしてこれから

組合員や職員に寄り添い、
心を豊かにできる存在でありたい。

 現在は、組合員の活動や総代会(生協における最高議決機関)のスムーズな運営のための裏方を務めるほか、組合員が商品や地域の課題を学び、伝え、つながりを広げていくための学習会やイベントなどの企画を関連部署と一緒に行っています。今振り返ってみると、「コープこうべなら幅広い仕事ができそう」と就活で感じていた通り、地域担当やシンガポールでの研修を経て、組織の管理・運営を担う仕事を担当するなど、入所以来さまざまな経験を積むことができました。
 コープこうべ創立100年を経て、地域社会は大きな変化を迎えていますが、「人とのつながり」でできている組織であることはずっと変わりません。だからこそ仕事の規模や対象を問わず、感情を通わせながら取り組むことを大切にしています。「人の心を豊かにできる」ように、これからもチャレンジを続けます。

権藤 茜 地域活動推進部 組織運営推進 文学部人文社会学科卒業/2012年入所