CAREER MODEL 01

PROFILE

羽生 輝AKIRA HABU

協同購入センター東灘 営業マネジャー
経営学部経営学科卒業/2012年入所

MY CAREER

2012年 
入所1年目
協同購入センター三木 地域担当 配属
2016年 
入所5年目
協同購入センター三木 地域担当チーフ
地域担当8名の管理と育成に取り組む。
2018年 
入所7年目
組織管理部総務(現総務部) 担当係長
危機管理や消耗品システム管理、
総代会運営などを担当。
2020年 
入所9年目
協同購入センター西神戸 地域担当チーフ(特命)
地域担当8名を管理。所属全体の共済推進も担う。
2021年 
入所10年目
協同購入センター東灘 営業マネジャー【現職】
所属の共済・なかまづくりの施策の企画・管理を担当。

学生時代・コープこうべを志望した理由。

 大学時代は「ヴィッセル神戸スポーツビジネスカレッジ」で試合運営のサポートや地域イベントの企画に参加。またスーパーでアルバイトをしていたこともあり、就活はスポーツに関わる仕事と小売業に絞って活動していました。ところが、その後入院…。焦りを感じながらも退院後、最初に参加できた説明会が、神戸出身の私には身近な存在だったコープこうべでした。運命的な出会いを感じると同時に、自分らしく働ける場所だと思い、入所を決めました。

羽生 輝 協同購入センター東灘 営業マネジャー 経営学部経営学科卒業/2012年入所

2012年/入所1年目協同購入センター三木
地域担当

ターニングポイント①

アイデアをカタチに!
地域担当による一日店長を発案。

 入所後最初の所属はコープファンの多い地域だったこともあり、配達中もちょっとしたアイドル気分(笑)。元気よく声をかければ、いつも組合員は笑顔で応えてくださいました。そんな地域担当時代、「宅配だけ利用している組合員が、店舗に来ていただける案はないか」とセンター長から相談された時、当時は店舗と地域担当が協力し合える仕組みがなかったため、アイドルの一日警察署長ならぬ、地域担当の一日店長を発案。私自身が一日店長となることに快諾いただき、店舗の協力のもと、チラシの作成や店舗の飾り付けなどの準備に取り組みました。
 結果、当日は雨天ながら担当エリアの組合員も花束を持って来てくれるなど大盛況。その様子を職員専用SNSで投稿したところ、たくさんの職員からの反響もありました。センター長の期待に応えられたことにやりがいが感じられ、職員のアイデアをカタチにできるコープこうべの風土も実感できました。

当時の所属/協同購入センター 三木 センター長 掛井 彰

当時の上司から

当時の所属/協同購入センター 三木 センター長 
掛井 彰

 1日店長の準備では、羽生さんは配達業務に取り組みながら毎日店舗ミーティングに参加。店舗部門チーフもその行動力を見て、羽生さんがアイデアを出した「82(ハブ)円均一コーナー」などのユニークな売場づくりに積極的に協力していました。また、後輩たちのOJTを自主的に担い、業務外ではフットサルチームを立ち上げるなど、職員間の絆を育む取り組みも。羽生さんの人を惹きつける魅力や責任感の強さから、将来の活躍を確信していました。

羽生 輝 協同購入センター東灘 営業マネジャー 経営学部経営学科卒業/2012年入所

2016年/入所5年目協同購入センター三木
地域担当チーフ

ターニングポイント②

チーフとしてメンバー8名をまとめ、
チームマネジメントの面白さを体感。

 入所5年目で地域担当チーフに昇格しました。もともと「店長になる」という目標を持って入所したため、実は店舗への異動を希望していたのですが、チーフの仕事に取り組んでみて、あらためて協同購入センターでの仕事の面白さを実感する機会になりました。
 私がチーフになった時のミッションは、地域担当メンバー8名をまとめること。地域担当はそれぞれの担当エリアでの配達供給高と営業成績で評価されますが、チーフは自分の班員の配達供給高と営業成績の合計で評価されます。初のチームマネジメントに不安はありましたが、メンバーとの日頃からのコミュニケーションを意識。後輩たちがプライベートでも飲み会やスポーツに誘ってくれるなど、私のことを慕ってくれて、日々の営業も一人ひとりが本当に頑張ってくれました。おかげで班の予算(目標)をすべて達成!しかも配達中の事故も一切なく、無事故で表彰してもらえたことにも誇りを感じました。

羽生 輝 協同購入センター東灘 営業マネジャー 経営学部経営学科卒業/2012年入所

2018年/入所7年目組織管理部総務(現総務部)
担当係長

ターニングポイント③

災害時の危機管理を担当。
支え合いの経験が、人生の財産に。

 入所7年目でこれまでの仕事とは異なる本部に異動。総務として組織を支える役割を担いました。なかでも危機管理については、配属当初に大阪府北部地震や平成30年7月豪雨(西日本豪雨)があり、対応に追われたことをよく覚えています。阪神淡路大震災の経験から、コープこうべでは災害時に店舗や協同購入センターで働く職員の安全を確保した上で、可能な限り、組合員や地域のための商品供給を続けるようにしています。不安になる現場職員をサポートし続ける難しさはありましたが、上司や同僚、さらに他部署の職員に何度も助けられ、被害が大きかった他県の被災地支援まで行えるようになりました。
 また、最近ではコロナ禍での消耗品の不足も大きな課題となりましたが、取引先の多大なサポートで営業を続けることができました。「組合員と職員を守るために、助けてくれる仲間や取引先がいる」ことを経験できたことは、今後のかけがえのない財産となるはずです。

これまで、そしてこれから

こんな時代だからこそ、
「ありがとう」の数を増やせれば。

 入所以来、さまざまなポジションで「ありがとう」と感謝の言葉をいただく機会がありました。お金を稼ぐ以上に、仕事を通じて組合員や職員の役に立つことをやりがいにできることが、コープこうべで働く魅力だと感じています。コロナ禍の中、2020年から特命で協同購入センターの担当チーフに異動しましたが、配送代行などで地域を回ると、組合員の感謝の言葉をあらためて聞くことができ、「こんな時代だから組合員のために…!!」と身が引き締まる思いでした。今は所属全体の成果を出すための企画や管理業務が私の役割。売上だけを優先せず、コープこうべならではの組合員と職員の関係性にしっかり視点を置き、地域のニーズに応える施策を進めることが目標です。
 また、職場ではよく家族や子どもの話をしますが、先輩パパの話にはいい刺激を受けています。私も負けないくらい家族との時間を大切にして、オン・オフともに充実した日々を過ごしたいですね。

羽生 輝 協同購入センター東灘 営業マネジャー 経営学部経営学科卒業/2012年入所