コープこうべについて

事業計画

2021年度 大切にしたいこと

つながる力 たすけあう心で、次の100年へ

 2021年、コープこうべは創立100周年を迎えました。
誰もが地域で安心してくらせる、そして未来の子どもたちの笑顔があふれる「コープのあるまち 協同のあるくらし~やさしさつむいで 笑顔で未来(あした)へ~」の実現に向けて、私たちはこれからも組合員の声や願い、誰ひとり取り残さない「SDGs」のめざす姿を大切にしながら、つながる力、たすけあう心で、様々な課題に立ち向かっていきます。
 この事業計画は総代、組合員、役職員の一人ひとり多様な想いを集め策定し、コープこうべの組合員と役職員がともに歩む道を示すものです。

総代の声を反映した事業計画の策定について詳しい内容はこちら

全体取り組み

1.一人ひとりの想いや活動をつなぎ、誰もが健やかにいきいきとくらせる「地域づくり」をすすめます

2.地域や社会の担い手とのつながりを深め、協同の力で「くらしの安心づくり」をすすめます

3.持続可能な社会の実現に向けた「人づくり」をすすめます

おもな取り組み

1.一人ひとりの想いや活動をつなぎ、誰もが健やかにいきいきとくらせる「地域づくり」をすすめます

地域の課題解決力を高めるために 個人や団体をつなぐコーディネーターとしての力を発揮します

私たちの取り組み

  • 個人や団体をつなぐ「地域コーディネーター」を育成する。
  • 店舗で組合員の相談を受け、必要な窓口につなぐ役割を担う「案内係」の実証実験を開始する。
  • 「地域ねっとわーく連絡会」を地域課題の解決の場と位置づけ、地域活動者の参加を増やす。
  • 「たすけタッチ」の対象地域を広げるなど、コープこうべアプリを活用して組合員同士の希望をマッチングする仕組みの利用拡大を検討する。
  • 未来を担う若い世代がボランティア参加できるつながりづくりを進める。

地域・地区内のつながりを活性化させるため 生協の施設や資源を活用した場づくりに取り組みます

私たちの取り組み

  • コープ西宮南、コープ甲東園など、改築・改装店舗で地域とつながりながら「つどい場」づくりを進める。
  • コミュニティ機能のある「地域めーむひろば」の実証実験を行う。
  • 子育て世代、高齢者など、世代や地域を問わず身近な話題で交流できるコミュニティを「コープこうべアプリ」上に開設する。
  • つどい場、集会室を幅広い組合員に利用いただけるように、使用ルール、予約方法などの仕組みの改善を検討する。
  • 交流の場、発表の場、学習の場として、協同学苑やエコファームなどの生協施設を開放し、活用を進める。
  • 大庄元気むら(旧コープ大庄)の本格稼働を支援する。

ひとりでは解決できないことをみんなで解決していくために 小さな力を寄せ合うことで課題解決につながる取り組みを拡げます

私たちの取り組み

  • フードドライブの常時取り組み店舗を全コープ店に拡大する。
  • つり銭チャリティの広報・寄贈先の拡充、ポイントによる募金の導入検討など、小さな力を寄せ合う募金活動を強化する。
  • プラスチック削減、資源循環型社会実現に向けて、「マイバック運動NEXT」「リサイクル活動」などの活動を推進する。
  • 子どもが抱える課題についての学習会と、奨学金制度導入に向けた調査を進める。
  • 地域で解決する取り組み(子ども弁当、譲渡会など)を広げる。

2.地域や社会の担い手とのつながりを深め、協同の力で「くらしの安心づくり」をすすめます

地域・くらしの課題を把握するために 地域でのコミュニケーションを深め、一人ひとりの声を集めます

私たちの取り組み

  • 「わたしの声」地域の困りごと版の立ち上げを検討する。
  • 「コープこうべアプリ」の利用会員を拡大し、オンライン上でのコミュニケーションから声を集める。
  • メールでの問い合わせやチャットボット導入など、くらしの情報センターでの組合員の問い合わせ方法の多様化を進める。
  • 小さな声に耳を傾け、課題を発見・解決するため、地域交流の拠点を、組合員集会室など生協施設から地域の施設に広げる。
  • 組合員が気軽に困りごとの相談ができ、生協のサービスの問い合わせなどができる場所の提供を検討する。

生協だけでは対応できない課題の解決に向けて 行政、地域諸団体との連携による課題解決の事例を増やします

私たちの取り組み

  • 行政、地域諸団体との連携を進めていくことの広報を強める。
  • 地域の子育て支援に向けて、行政と連携した「おむつ等配達業務」の受託を拡大する。
  • お米を贈ろう助け合い募金、学童保育へのおやつ配食事業の業務受託など、食品提供を通じた連携の強化、支援の拡大を進める。
  • つながるマルシェなど、福祉事業所に商品販売場所を継続して提供するための仕組みづくりを進める。
  • 「コミュニティ食堂ネットワーク会」を拡げ、こども食堂の支援を強化する。

事業を通して地域・組合員に貢献するため 事業の活力を高め、買い物困難など、地域の課題解決に取り組みます

私たちの取り組み

  • 「買いもん行こカー」の運行エリアをさらに拡大する。
  • 地域の要望に沿って、地区本部が主体となって「買いもん行こカー」「移動店舗」の運行拡大ができる仕組みづくりを進める。
  • デジタル機器になじみの少ない高齢者にも使いやすいネット注文の仕組みを検討する。
  • 商品づくりを通して産地や地域の取引先の課題解決を行う「CO・OP NEXT100商品開発」に着手する。
  • コープでんきの発電産地の見学会や、発電所周辺の森林整備など、交流を通じた地域の活性化を進める。

3.持続可能な社会の実現に向けた「人づくり」をすすめます

地域・くらしの課題解決に取り組む仲間を増やすために 多様な人との接点を増やし、生協への理解・共感を広めます

私たちの取り組み

  • 地域コミュニティとしての協同購入グループの価値を広報するなど、活動参加、利用者拡大に向けた取り組みを進める。
  • 子育て世帯、若い世代の利用と参加の拡大に向けて、「はじめてばこ」やSNSを活用した接点づくりを行う。
  • 宅配や店舗のポイントを共通化する「コーピーポイント」を導入し、活動への参加・複数の事業の併用利用拡大につなげる。
  • 100周年を機に、生協の歴史や社会的取り組みへの理解を深めるためのイベントや学習会を開催する。

ターゲット2030・SDGsの目指す姿の実現に向けて 組合員や職員が自ら考え、行動につながる学びの場づくりを進めます

私たちの取り組み

  • 「ターゲット2030」の4つのテーマに沿ったセミナー・学習会をオンラインと対面を組み合わせた形で開催する。
  • 組合員、職員がエシカルやコープ商品を学び、語り継ぐ「語り手学習会」のテーマを拡大して実施する。
  • 組合員と職員同士がともに学ぶ場づくりとして、語り手学習会を受講した組合員や職員が自ら講師を務める講座を開設する。
  • 産地見学、組合員活動への参加など、組合員と職員がともに学び、体験する学習機会を創る。
  • 「平和の会」など、戦争体験の継承活動を通して、命の尊さや平和の大切さを直接学び、考え、次の世代に伝える活動を進める。
  • 親子が一緒に学ぶ機会を増やすため、「みんなの牧里プロジェクト」などの体験学習を実施する。

新たな担い手づくりの第一歩として 率先して生協運動を進められる人材育成に向け、職員教育を強めます

私たちの取り組み

  • 100周年を機に、職員がコープこうべの歴史・役割について学び、今後の課題解決を考える機会を創る。
  • 活動をコーディネートする力の向上を目的としたファシリテーション研修を強化する。
  • 学習機会の拡大に向け、動画を視聴することで学習ができるeラーニングやオンラインを活用した学習を拡大する。
  • 多様な価値観を持つ職員同士がつながりを実感でき、生協で働く意義と誇りを持てる職員教育を強化する。

組織・経営の基盤づくりに向けた取り組み

コンプライアンスの強化

組合員、地域からの信頼回復のため、コンプライアンス(法令順守・倫理行動)を徹底できる組織風土と枠組みの再構築を進めます

  • コンプライアンスに関わる全ての規程、内規を見直し、実効性が担保できる制度、体制を構築する。
  • 入所時、年次研修、異動、管理職・役員登用などの各段階に応じた研修プログラムを検討する。
  • 不正の兆候の早期発見や、相互けん制の仕組みづくりに着手する。

デジタル化の推進

コープこうべアプリの機能強化を通して、組合員の利便性を高め、組合員と生協の接点を拡げます

  • ポイント組合員証とコピカの機能を統合し新カードを発行するとともに、スマホアプリのみでコピカによるレジ決済を実現する。
  • 宅配の便利な注文方法として、アプリで1週間の献立を提案。必要な商品が簡単に注文できる仕組みを導入する。
  • 新加入から宅配の申し込みまでの手続きがスムーズにできるように、Web加入の仕組みを改善する。

宅配事業の基盤整備

社会に不可欠なインフラとして事業基盤を確立し、くらしのお役立ちを高めるとともに組合員との信頼関係を築きます

  • 組合員満足の向上に向け、新冷凍センター稼働による品揃え拡充と100周年に合わせたプロモーション強化を行う。
  • 安定した配送体制の確立に向けた訪問軒数の平準化と配送コースの適正化に継続して取り組む。
  • 「あんしん宅配」の実現に向けて、各所属での交通安全教育の強化と新型ドライブレコーダーの導入を進める。
  • 夕食サポート「まいくる」では、安定した事業基盤構築に向けた配送体制の見直しなどに着手する。

店舗事業の構造改革

「店舗としての基本的な魅力」と「くらしの拠点としてのお役立ち」を兼ね備えた店舗を実現し、収支改善につなげます

  • 既存店の強化に向けて、部門構成変更、品揃え刷新、独自価格での展開を軸とした店舗再生策を実験店舗で検証する。
  • 改装、改築による店舗の魅力向上とともに、将来にわたり改善の見込みがない赤字店舗の方向性検討を継続する。
  • 外部の接客調査を活用して各店舗の課題を明確にし、個店ごとの接客・接遇力の向上に向けた対策を進める。
  • 新作業計画ツール、セミセルフレジ導入、タブレットの活用など、生産性向上に向けた仕組み化を進める。

生産事業の方向性検討

あんしんで健康な食生活を支える商品の開発・企画の推進と、自己生産の方向性検討を進めます

  • 食パン、豆腐等を中心に、健康に配慮した商品の開発・企画を行う。
  • 工場運営の基盤強化に向けて、生産管理システムの導入を行い、原料、製造ロスの日次管理の見える化を進める。
  • 現食品工場稼働終了後の自己生産のあり方について、検討を進める。

コープでんきの利用拡大

安心してくらせる持続可能な社会をめざし、地域の資源を活用した再生可能エネルギー拡大の取り組みを進めます

  • 「でんきの地産地消」の拡大に向けて、地域の資源を活用した新たな再エネ発電所の開発と電源調達を進める。
  • コープでんきの利用者拡大に向けて、動画やSNS、オンラインを活用した広報を強化する。

共済事業のチャレンジ

社会環境の大きな変化に対応し、オンライン活用など、将来の発展に向けた手法の開拓を進めます

  • 安心して相談できるように、オンラインでの相談会やSNSでの広報、インターネット加入受付の拡大に取り組む。
  • 組合員満足の向上に向けて、保障の提案力向上と契約の早期発効が図れるタブレットを活用した加入を強化する。

サービス事業の再構築

組合員に寄り添うクレリ事業を目指します

  • クレリ事業では、組合員ニーズに対応したサービスの開発・見直しと、大阪北地区への拡大を検討する。

福祉事業の収支改善

安定した事業運営に向けて新規利用者の獲得を軸とした、既存事業のさらなる収支改善に取り組みます

  • 既存事業の新規利用者確保に向けて、近隣事業所、地域包括、病院等に対してのアプローチを強化する。
  • 新設保育園(4月開園)では、自園調理を含め、安定的な運営体制の早期構築を図る。

文化事業の再構築

将来にわたって継続できる、生協らしい学びあいの事業の実現に向けた取り組みを進めます

  • コープカルチャーでは、黒字化に向けて、新事業モデル確立のための先行実験と検証を進める。また、SNSによる広報やリモート講座開発など、新たな取り組みを進める。
  • コープスポーツでは、コロナ禍で悪化した収支の改善に向け、参加者の退会抑制、新規利用者増の取り組みを行う。

協同学苑の将来構想立案

創立100年、協同学苑30周年を節目として学びの場づくりの推進と、コロナ禍で悪化した収支の改善を進めます

  • 生協や協同組合が果たしてきた役割について学ぶプログラムの開発や、史料館の一部展示内容の見直しを進め、学びの場づくりに取り組む。
  • 新たな利用者獲得に向けて宿泊設備の改善やサービス向上の取り組みと、業務委託内容の見直しなども進める。
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