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2021年1月22日

アメリカ合衆国の臨界前核実験実施に対して抗議文を送りました

コープこうべでは、アメリカ合衆国が2020年11月に臨界前核実験を実施したことに対し、次の通り抗議文を送りました。

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2021年1月22日
アメリカ合衆国大使館気付
ジョー・バイデン大統領閣下


アメリカ合衆国における臨界前核実験実施に強く抗議します

貴国が2020年11月、トランプ政権下において、ネバダ州で「臨界前核実験」を行ったとの報道に接しました。この行為は、核兵器廃絶を求める世界の世論に逆行し、かつ他国にも核開発推進の口実を与えるものであり、断じて許すことはできません。

私たちは唯一の被爆国日本に住む者として、これまで核兵器の非人道性について学び、核兵器を廃絶し、世界の平和をめざす取組みを長く続けてきました。私たちを含め世界の多くの人々の平和を求める声を無視して、貴国が核実験を強行したことに、あらためて強い憤りを感じます。
本日、「核兵器禁止条約」が発効されました。
「核なき世界」を求める世界的気運の中で、核兵器の維持・向上をめざす実験は厳しい批判を免れないものです。

世界平和を願う地球上のすべての人々の声に真摯に耳を傾け、貴国が一切の核実験および核開発を中止することはもとより、1日も早い核廃絶に向けた核軍縮に真摯に取り組むことを強く要請します。

生活協同組合コープこうべ

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