生活協同組合コープこうべ > コープこうべとは? > コープこうべの紹介 理事長あいさつ

コープこうべとは? コープこうべの紹介 理事長あいさつ

第91期通常総代会にあたって(2011年6月14日開催)

理事長 櫻井啓吉

理事長 櫻井啓吉

平素は、コープこうべの活動と事業に格段のご支援、ご協力を賜り、心から感謝申し上げます。

今年の4月、コープこうべは大阪北生協と合併して、組合員165万人の新生コープこうべが誕生いたしました。
大阪北生協の前身、豊中睦(むつみ)生協は、「みんなが仲むつまじく暮らせるように」という思いを込めて、戦後まもなく女性だけで立ち上げた、60年の歴史を持つ関西でも屈指の生協です。そしてコープこうべは、今年がちょうど創立90周年の節目の年にあたります。
「共助社会」「よりよい暮らし」の実現をめざすという、同じ志を持った二つの生協が一つとなり、それぞれの歴史と個性を尊重しながら、時間をかけて新しい伝統をつくりあげていきたいと思っています。
このたびの合併が、生協運動に新しいページを刻むことができるよう祈念するとともに、力を合わせて「共助社会」「協同社会」の実現に取り組んでいく所存です。

3月11日に発生した東日本大震災は、日本史上かつて例を見ないM9.0という巨大地震と大津波、それに福島原発事故が重なり、東北地方一帯に甚大な被害をもたらしました。
2万3,000人を超える犠牲者と、住宅、建物の倒壊、広範囲にわたる放射能汚染など、不況からようやく立ち直りをみせていた日本経済にも大きな打撃を与えました。
まさに「国の危機」ともいえる状況の中で、私たち全員が力をあわせ、被災地の救援と復興に立ち上がらなければなりません。
少子高齢化、人口減少、大きな財政赤字などをかかえ、復興への道は容易ではありませんが、大事なことは、私たち一人ひとりが助け合い、力をあわせることではないでしょうか。

コープこうべの理念は、賀川豊彦の精神を受けついだ「愛と協同」であり、この理念こそが復興を可能にするキーワードだと思います。
これからの日本は、「協同」「助け合い」「暮らしの安全・安心」をかかげる生協の時代であり、今こそ生協の真価が問われるときです。生協に対する社会の期待は大きく、行政やNPOなどと力をあわせ、先頭に立って被災地の生活再建に取り組まなければなりません。

コープこうべは、昨年度から事業構造を抜本的に改革するために「新中期計画」をスタートさせ、原点に返って「生協らしさ」を追求する取り組みをすすめています。 その結果、主力事業である店舗の収益力が回復を見せ始め、少しずつではありますが、その成果が経営実績にも現れています。
コープこうべがいつまでも存続し、その社会的使命をしっかりと果たすためにも、「新中期計画」をやり遂げる所存であります。

今年は新生コープこうべスタートの年であり、「新中期計画」2年目にあたります。みなさまのご期待に応えられるよう、「安定した経営基盤」づくりと「よりよい暮らし」づくりに、役員・職員一同、全力をあげて取り組んでまいります。
よりいっそうのご支援、ご協力を心からお願い申し上げます。